暑中お見舞い申し上げます。
23年前の2001年8月4日、明治大正時代に建てられた旧小口小学校校舎を再利用して、主に障がい者たちの、既成の枠にとらわれない作品などを紹介しようと、もうひとつの美術館は開館しました。そして誰もが自発的な表現活動を楽しむ場を作ろうとワークショップを行ってきました。大きな後ろ盾がなく、あるのは数人の熱い思いだけでした。
2001年10月にNPO法人となり、2013年1月に認定NPO法人と認められました。
開館から23年が経ちました。
いろんなことがありましたが、奇跡的にも23年の間、もうひとつの美術館を運営し、活動し続けることができました。
これも色々な方々にご支援、ご協力いただけたからこそと、深く感謝しております。
もうひとつの美術館では、自主企画「これは文字?記号?それとも暗号?」展をただ今開催しております。
(〜11月24日 助成:朝日新聞厚生文化事業団「発達障がい」助成)
関連イベントの開催も予定しております。
8月25日(日) 関孝之さんによるイベント「書でない墨遊び&グリグリヌリヌリワークショップ」+「ふりかえりトーク」
10月19日(土) 山下完和さんによるスペシャルトーク「表現の生まれる場所作り」
以前ご来館された方、またこれまでお越しいただけなかった方も、是非ともこの機会をお見逃しないよう、皆様のご来館、ご参加をお待ちしております。
里山に囲まれた築120年の明治・大正の建物は趣きがあり、貴重な地域の文化的財産であります。
しかし保全しながらのもうひとつの美術館の活動の維持・運営には、多額の資金が必要となります。これまで企画展示入場料と様々な方からのご支援と事業ごとの助成金などでまかなっております。
これからもこの地域で活動を続けていきたいと思っております。
皆様のご来館、ご支援を心からお待ちしております。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。続きを読む